今日は福屋八丁堀展で個展を開かれている、敬愛する大先輩を訪ねました。僕らが駆け出しの頃からずっと憧れ続けて、いまだ第一線で活躍されている、広島の女性デザイナーの第一人者の方です。グラフィックデザイナーが百貨店の画廊で個展を開けるなんてこの方くらいではないでしょうか、素晴らしいです。作品は繊細さと大胆さが絶妙に調和したオリジナルの屏風や器や手鏡からバッグまでバラエティに富んでますが、全て一貫した独自の和の心が宿っています。
デザイナーは古今東西を巡り、目利きの力を養い、引き出しに沢山良質の知識と技術を収めておくことが出来た者だけが生き残れるような気がします。所謂文化度が高くないとは幾ら手法が斬新でも飽きられてしまうやもしれませんね。先輩は良いものを沢山、見聞きし消化されているのが判るデザイナーとしてのブランドが構築できている方です。だから輝き続けれるんですね。
夜は、JIVEで毎年この時期恒例「ダマシタ達郎」LIVEです。MCでも言ってましたが、一人でもステージができるようなJAZZミュージシャンばかり集めた贅沢なコンサートで、山下達郎の完全カバーばかり演奏されます。これは、お勧めです。演奏はそんな方々ですので、厚みのある安心して聴ける音だし、名曲が目白押しなので、ホンマ感動するんです。一緒に行ったMさんも感動してまたドラムが叩きたくなったそうです。
アンコールのRIDE ON TIMEは興奮しました。