まずは、広島コンピュータ専門学校の作品展開催中の宮島口あなご飯で有名な“うえの”のギャラリーに伺いました。古い家屋をうまく使った空間にマッチする作品もあれば、異彩を放っている作品もあり、先生方の牽引があるとはいえ、こういう企画を実行するというモチベーションに感動しました。メリットがあるのか?とか、協調するのが厭とか、打算で物事を考える若い方に最近よくお会いしますが、会場の彼らの笑顔や楽しそうな表情にはまだまだ捨てたもんじゃないと安堵しました。きっとこのモチベーションから新しいクリエーションも生まれるんですね。力作も多数あって、2階にあった福山自動車博物館のイラスト。これは即仕事でも発注したいと思ったほど。
さて、次は廿日市のミスズガーデン。昨年やった紙屋町の歯科医院での「4平米の公募」に続いて「25平米の公募」このエントランスの壁画に穴吹デザイン専門学校で学生コンペを企画しました。60作品の中から見事グランプリをしとめた作品は1年間ここで来客に披露されます。名誉ですね、学生のうちから勝ちぐせをつけて色々なタイトルを狙っていただきたいものです。我々は賞のために仕事してるのではないですが、いざ外部から査定される際は、ファクターの一つとして賞歴というのは現実だとおもいます。クリエーターが諦めとか開き直りとかしだしたら、その時点でプロと言いたくない。そう思いませんか?今日は学生たちの作品を見て、えらいまともな事を書いてしまいました。
60作品のうち上位20作品を入選として館内に展示されています、これも名誉ですね。